コミュニケーターだより

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Sep 24 2020

脱離を防ぐには、試適後のサンドブラスト処理が重要!?
サンドブラストがないときは、歯質も補綴装置もこれ1本。
~ 歯科用クリーニング材「カタナクリーナー」がお役立ち♪ ~

Category:
診療用材料

先日、「CAD/CAM冠の脱離が起こってしまったため、相談したい」との、お問い合わせをいただきました。お話を伺うと「チェアサイドでは、サンドブラスターがないため、 試適後はそのまま、リン酸処理をしている」とのことでした。

その脱離、試適後の接着阻害因子が原因かも!
※接着阻害因子…唾液・血液・浸出液・プラークなど

脱離の要因には、様々あり、一概には言えませんが… 試適後にそのまま接着システムに移ると、本来の性能から約50%も接着力が低下することがわかっています。 接着阻害因子を取り除き、接着力を取り戻すために「サンドブラスト処理」が必要になります。 技工所において、サンドブラスト処理はもちろん大切です!!! しかし、性能が落ちるかどうかのポイントは「口腔内での試適後」になるのです。 どんなに綺麗に形成いただいても、口腔内で試適すれば‥‥ 接着阻害因子(唾液・血液・浸出液・プラークなど)が付着してしまうのです。 接着阻害因子を取り除き、機械的嵌合も与えるのがチェアサイドでのサンドブラスト処理! ところが、弊社営業が過去に訪問に伺った際、チェアサイドにサンドブラスタ―をお持ちの医院様は、20軒中4軒ほどでした。 あれれ、理想と現実のギャップがすごい(;゚Д゚) 誠に心苦しいのですが、リン酸処理では、唾液由来の蛋白質(接着阻害因子)は除去しきれず‥‥万が一象牙質に付着した場合は、過脱灰を引き起こす可能性も…。 「どうしろっていうんだい(^ω^)」とのお声が聞こえてきそうです・・・(汗) 皆様お待たせしました!!理想と現実のギャップを埋め、歯質・補綴装置を問わずに使用できる有能なクリーナーができました!

説明しよう。 カタナクリーナーとは、MDP塩の界面活性作用により、水に溶けだしにくい汚れを浮かし出し除去するクリーナーなのだ! 身近なもので例えると… フライパン(歯質等)に付着した油汚れ(接着阻害因子)は、水で流すだけでは落ちにくいですよね。しかし食器用洗剤(カタナクリーナ)を使用しスポンジでこすると、油が水中に溶け出し、汚れがフライパンから剥がれ、水洗すると流れ落ちるのです!

↓ ↓ カタナクリーナーだと… ↓ ↓

※クリックすると画像が大きく表示されます

カタナクリーナーは、水洗性良好で被着面に液剤が残存しにくいため、 接着阻害を起こさない♪

補綴装置に機械的嵌合を与えるという意味では、サンドブラストは必須作業です!! 技工所様でのサンドブラスト処理は必ず行っていただきます様お願い申し上げます。 ただ「清掃」という意味でカタナクリーナーを使用した場合、サンドブラストは不要です。つまり…併用する必要はなく、口腔内試適後、サンドブラスト処理もしくはカタナクリーナーのどちらかをご活用くださいませ。 (医院様にサンドブラスターが無い時は、カタナクリーナーで簡単「清掃」が合言葉です♪) カタナクリーナーをご使用いただいた場合、リン酸処理についても不要です♪ いいえ!!メーカー問わず、接着ステップの前にカタナクリーナーにて、清掃いただけます!!!!

「添付文書通り行っているが、脱離が起こってしまう」 それはもしかすると、接着阻害因子の影響で本来の接着性能が阻害されているからかも?? カタナクリーナーのシンプル操作を加えるだけで、接着阻害因子による接着強さの低下を補います★ ぜひぜひ一度先生の手で、お確かめくださいませ~~~(・´з`・) カタナクリーナーの商品ページはこちらから★

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