コミュニケーターだより

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Dec 03 2015

ツインパワータービン バーの種類とヘッドの違いによる使い分け

Category:
小型器械

歯科診療に欠かせないツインパワータービン。
現在では種類も多くなり、さまざまなお問い合わせをいただきます。
「pとsの違いは?」「想定される使用用途は?」「ヘッドの大きさは?」などなど・・・
そこで今回はツインパワータービンにおける過去のご質問総まとめです☆

twin1

「ツインパワータービンpとsの違いはなに?」
バーの着脱方式の違いです。

○ツインパワータービンp ⇒ プッシュチャック
ヘッド上部のプッシュボタンを押してバーの着脱を行います。
バーに高負荷が掛かっても確実に保持できるのが特徴です。

twin2

 

○ツインパワータービンs ⇒ フリクショングリップチャック
工具を使ってバーの着脱を行います。
プッシュチャックタイプに比べヘッドの高さが低くなっており、臼歯などへのアクセスが容易です。

twin3

 

「ヘッド径と高さはどこからどこまでをさしているのか。」
ヘッド径・・・バーの背面の直径
ヘッド高さ・・・タービン側面からみたヘッドの高さ

twin4

 

☆タイプ別パワー比較表
twin1_1
twin1_2

 

「ウルトラシリーズやスタンダードなど違いはなに?」
ヘッドの大きさにより5つのタイプに分かれます。

○基準となるスタンダードタイプ

twin5 通常の形成の際にご使用ください。

(pのヘッド径:10.5mm ヘッド高:13.2mm) [sのヘッド径:10.5mm ヘッド高:12.5mm]

 

○ヘッドが一回り大きくなるトルクタイプ

twin6 パワーは強くなりますが、可視角が狭まります。
歯牙、金属補綴物の研削にオススメです。

(pのヘッド径:12.0mm ヘッド高:13.2mm) [sのヘッド径:12.0mm ヘッド高:12.5mm]

 

☆ヘッドが小さくなるウルトラタイプが2種類

○ウルトラEタイプ

twin7 スタンダードタイプよりパワーは多少落ちますが、可視角が広くなります。
普段使いのみならずミラーやマイクロスコープを使用した診療の際にオススメです。
スタンダードバーにて作業が可能です。

(pのヘッド径:9.0mm ヘッド高:12.7mm)  [sのヘッド径:9.0mm ヘッド高:12.0mm]

 

○ウルトラMタイプ

twin8 ヘッドの高さがシリーズ最小となります。
小児患者さんや開口が十分でない患者さんを想定しています。
バーはミニサイズをご使用ください。

(pのヘッド径:9.0mm ヘッド高:10.6mm)  [sのヘッド径:9.0mm ヘッド高:9.9mm]

 

※プッシュチャックタイプのみ

○スタンダード 45°

twin9 ヘッドに45°の角度がついていますので、智歯や埋伏歯への外科診療にオススメです。

(pのヘッド径:10.5mm ヘッド高:13.2mm)

 

「他社のチェアを使っているけれどモリタのツインパワータービンを使用したい。」
他社チェアにはプッシュチャックタイプのダイレクトカップリングをご用意しております。
(ツインパワータービン4H)
より詳しいツインパワータービンの紹介動画はこちらから

「滅菌方法の確認をしたい。」
長くご愛用いただくためには目的による使い分け、適切な滅菌手順が重要です。
滅菌手順はこちらから


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