コミュニケーターだより

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Aug 25 2017

選べる撮影範囲で患者さんも先生もWin-Win ~Veraview X800にF150が登場~

Category:
大型器械

2016年11月に満を持して登場した断層撮影X線診断装置「Veraview X800」
☆症例に合わせた、豊富な撮影サイズ
☆必要部位を鮮明に確認
☆関心領域に合わせた撮影だから患者さんに優しい
あの「Veraview X800」!!

X800が登場した際、矯正歯科を専門とする先生方より
「『ナジオン(眉間)』は撮影できますか」とお問い合わせをいただいておりました。

ギリギリ見えなかったあの箇所が・・・|襖| ´・艸・)!!
見えるようになりました~~v(*´>ω<`*)v

2017年5月21日、X800に「ナジオン」まで撮影できる「F150」が仲間入りしました☆

さて、仲間入りは嬉しいけれど選択肢が多いと、どれを選んでいいのか迷いますよね。
わたしたちコミュニケーターも、どれをどう説明していいのやら・・・(笑)

そこで本日は、コミュニケーター流にX800をワンポイント紹介☆

まず、X800は大きく分けて、「F40」「R100」「F150」の3タイプがあります。
3タイプの違いは、撮影できるサイズ(範囲)です。
「F40」は、数歯単位の撮影サイズ
「R100」は、「F40」の撮影サイズに加えて、最大上顎洞まで撮影できるサイズ
「F150」は、「F40」の撮影サイズに加えて、最大ナジオンまで撮影できるサイズ
※それぞれ「高さ」も選べます☆ ⇒ 詳細はこちら

なので、 「上顎洞までは滅多に撮影しないなぁ」という医院様なら、ダントツF40を☆
上顎洞を含んだサイズから数歯単位のサイズも撮影される医院様なら、ダントツR100を。
F150はナジオンまで撮影できるので、総合病院や矯正歯科を専門とされる医院様に☆
(※詳しくはモリタ担当者へご相談ください)

撮影できる範囲が異なるだけで、高解像度な画像はどのタイプでも得られます。
なので、個人的には、【F150】にもバージョンアップできる【R100】が好きです(笑)

撮影範囲が豊富なだけでなく、いろんな機能も集約している「X800」、
私が一番好きな機能は「ズーム再構成機能」です!

「ズーム再構成機能」とは、
特定箇所をズームアップするとき、大きいボクセルサイズ(125マイクロ)を小さいボクセルサイズ(80マイクロ)に再構成する機能です。
ところで、ボクセルサイズってなんだろう?と思いませんか?わたしだけ?
そもそも画像(写真でもCT画像でも)は、箱の集合体です。

画質や解像度は、集合している箱の大きさを表しています。

「ボクセルサイズ」というのは、3次元(CT画像)での箱の大きさの単位で、
2次元(平面)だと「ピクセルサイズ」と呼ばれます。
上の「8」の画像は平面なので2次元「ピクセルサイズ」です。
ピクセルサイズが大きいと粗く、ピクセルサイズが小さいと鮮鋭な画像に見えますね。
これは3次元(ボクセル)になっても原理は同じです。箱が小さいと鮮明な画像になります。

本題に戻り、「ズーム再構成機能」とは全体画像から一部分をピックアップして
ズームするとき、ボクセルサイズを小さくする機能、つまり、
ズームアップしても画像が粗くならず、鮮明な画像が見られる機能というわけです☆

20年以上一貫して独自に開発してきたモリタだからこそ、
いろんな技術が結集しましたっ。・゚・(*ノД`*)・゚・。 ガンバッター

開発者である新井先生のお話では、なんと2008年から「X800」の開発に取り組まれたそうです。
約8年の歳月を掛け、複合機として、今まで成し得なかったいろんな難関を突破したんですね(感涙)
新井先生のお話はコチラから☆(DMR №229 郵送も可能です♪)

今までご紹介した機能は、CTでの特徴なのですが、パノラマ撮影の機能もすごいんですよ!
全顎自動焦点補正(AFP)機能や自動濃度強調(AGS)機能を使用し
根尖部から切端部までピントが合って、観察しやすい濃度の画像を提供できます☆
詳しくは、ブログ「究極の先に見えたもの ~Veraview X800~」をご覧ください。
新井先生は、なんとこの「全顎自動焦点補正(AFP)機能」の基本的原理を30年以上前に証明されていたそうです・・・(驚愕)

最後に余談をひとつ、「F40」「F150」の「F」は有効視野を指す「Field of view(FOV)」の「F」だそうです。
「R100」の「R」は「Reuleaux triangle(ルーローの三角形)」の「R」だそうです。
ルーローの三角形とは、直角三角形をふんわりさせた三角形だそうです。詳しくはウィキペディアへ(笑)

 

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